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【東京】国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は7日の閣議後会見で、米軍普天間飛行場移設をめぐり、政府が検討している名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部にくい打ち桟橋(QIP)方式で滑走路を建設する案について「辺野古の海から逃げて、辺野古の海に帰ってくることはあり得ない」と述べ、反対する意向を示した。
亀井氏はQIP方式について「マリコン(海洋土木業者)や鉄鋼業者が潤うだけだ。県民にくい打ちが受け入れられるのは難しいと思う」と述べた。社民党の福島瑞穂党首に続き、与党3党のうち2党首が反対したことで、QIP方式による基本政策閣僚委員会での了承は難しくなった。
北沢俊美防衛相は会見で、鳩山由紀夫首相が「最低でも県外」との発言は党の公約ではないとの認識を示したことに「政治家が政策として発表したことは重い」としつつも、「それがすべて実現できるかは別問題だ」と一定の理解を示した。
前原誠司沖縄担当相は、鳩山首相が県内移設を表明したことについて「沖縄県民に率直におわびする。総理は本音で沖縄の負担軽減をしたいと努力し、今もその過程だ」との考えを示した。
仙谷由人国家戦略担当相は「アジアの安定のための日米同盟という観点から、沖縄の米軍基地の兵力編成などをじっくり議論すべき時だ。時間軸にとらわれてできる話ではない」と述べ、5月末決着にこだわる必要はないとの認識を表明した。
閣議後の閣僚懇談会で、平野博文官房長官は「5月末決着に向けて、閣内一致協力して対応したい」と表明。福島氏は「県外移設という話をもっと努力してほしい」との意見を述べたという。
「国外」で意見交換へ
民主議員らテニアン訪問
【東京】超党派の国会議員でつくる沖縄等米軍基地問題議員懇談会の川内博史会長(衆院議員)らは7~9日に米領テニアンとサイパンを訪れ、米軍普天間飛行場移設問題で意見交換する。現地では移設先として受け入れ賛成の意向があるため、来日して表明するよう要請する。
川内氏は7日、国会内で会見し、「沖縄県民が県内移設は嫌だと言っている以上、政府は決めることはできない」と指摘。テニアンやサイパン側の考え方を踏まえ、鳩山由紀夫首相に再度申し入れるという。
川内氏のほか瑞慶覧長敏衆院議員(民主)ら計6人で訪問。北マリアナ諸島のフィティアル知事やグアムのカマチョ知事らと会談する。