球児の夏 第2章 開邦の島袋君 三段跳び出場

大舞台心待ち

三段跳びの練習に励む島袋彬道君=開邦高校グラウンド

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2010年7月26日 09時22分

 「僕の夏はまだ終わらない」―。高校野球部で3年間頑張り、夏の甲子園沖縄予選にも外野手として出場しながら、28日開幕する全国高校総体・美ら島沖縄総体に陸上の三段跳びで出場する選手がいる。県立開邦高校3年の島袋彬道君は、野球部では6月の1回戦で敗退し、球児としての夏は終わったが、もう一つの夏の大舞台を楽しみにしている。「二つの競技を楽しめるのは、親や教えてくれた中学の先生のおかげ。全国大会を楽しみたい」と話している。(安里真己)

 島袋君は、県総体で優勝、南九州大会でも3位になり、堂々全国の切符をつかんだ。名護市立久辺中学の野球部時代、部活の生徒全員が出場する陸上大会で頭角を現した。

 リズム感がよく跳躍力があることが評価され、体育教諭でもある父親の賢雄さん(48)らに勧められて三段跳びに挑戦。自身は野球が専門の賢雄さんは「いろいろな競技をしてほしかった」と振り返る。

 高校入学後は、野球部の監督とも「主は野球部」と話し合い、陸上の練習は大会前だけ。「好きなのは野球で、大学に行っても野球がしたい」と言うが、陸上も出場する大会ごとに記録が伸び成長を実感できるのと「自分に集中して自分の力をためす感じ」に魅力を感じている。

 同校には跳躍を専門にする生徒がおらず、全国出場決定後も一人で練習することが多いが、黙々と取り組んでいる。

 初の全国大会では「自己ベストを更新したい。周りは、すごい記録の選手ばかりの一生に一度の大きな舞台なので、まずは、雰囲気を楽しみたい」と大会本番を心待ちにしている。

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