ひざ痛高齢者 旅行プラン 「安心観光」提供

きょうから県内4者共同

2010年7月28日 09時24分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 中央ツーリスト(那覇市)は28日から、佐喜眞義肢(宜野湾市)、武内整形外科(浦添市)、オーシャンスポーツクラブ(沖縄市)と共同で、変形性ひざ関節症やひざ痛で悩む高齢者を対象にした旅行プラン「シニア向け沖縄旅行」を売り出す。

 ひざ痛で旅行を控えていた高齢者が安心して参加できるプランを提供し、医療観光で集客につなげる。

 沖縄総合事務局は「沖縄地域経済産業ビジョン」(中間報告)で、強化すべき産業分野に医療観光を位置づけており、沖縄観光の新たなブランド構築につながりそうだ。同事務局で27日、4者が発表した。

 中央ツーリストは、関節装具のレンタルや整形外科の受診、筋力トレーニング法を習得するメニューを用意し、顧客のオーダーメードで旅行プランを作成する。航空券やバリアフリー対応の宿泊先を用意するほか、必要に応じ介護タクシーの手配も手掛ける。

 佐喜眞義肢は、関節の負担を軽減する装具「CBブレース」(1999年特許取得)の無料試着やレンタル(1日片足2千円)のサービスを提供。滞在中に武内整形外科で受診、健康保険の適用を受けて佐喜眞義肢の「CBブレース」を購入(片足約5~7万円)することも可能だ。

 佐喜眞義肢の佐喜眞保代表取締役は「顧客満足度を高めるために、医療観光での失敗は許されない。アフターケアも密にしていきたい」と話した。筋力強化でひざ痛が改善されることから、武内整形外科とオーシャンスポーツクラブで筋力トレーニング法も提案する。

 プランの概算費用は、3泊4日で県内のリゾートホテルに滞在し、介護タクシーを2日間付けた場合、航空券含めて1人8万9300円。診療費用や「CBブレース」のレンタル・購入費などは別途かかる。全国の介護施設やデイケア施設約1万5千カ所へ案内を送付し、中央ツーリストのホームページには専用のコンテンツを設ける。

 当面は1日5人、月100人を目標に受け入れる。中央ツーリストの宮平良次専務は「メディカルツーリズムを成功させてリピーターにつなげていきたい」と意気込んでいる。

« 最新のニュースを読む

写真と動画でみるニュース [一覧する]