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【うるま】障がいを生きがいに変えようと、義足の男性らが1日、市兼箇段に就労継続支援B型事業所「たんぽぽくん」を開所させた。パソコンを活用したDVDの編集作成や中古品の販売などを行う。管理者で指導員を務める當眞毅さん(54)は「障がいがあっても挑戦できることは多い。チャンスに気づく場所にしたい」と呼び掛ける。
當眞さんは2003年に事故で右足大腿(だいたい)部を切断した。将来に悩んでいた入院中、脳梗塞(こうそく)により体の一部にまひを残した人や糖尿病で足を切断した人などと出会い、同じ境遇の人からパソコンへの挑戦を進められた。
退院後、OA事務の職業訓練を受けた當眞さんは、福祉作業所で指導員の経験を積んだ。働き場を求めている多くの人と共に考え、もの作りなどを通して社会貢献できたらと思い立った。生きている実感・充実感を共有できる居場所づくりを目的に、「たんぽぽくん」を開設。地域との結びつきを重視した事業所を目指す。
事業所の定員は20人。バリアフリー化など利用者が活動しやすいように民家を改造した。名刺やポスターなどの作成業務からパソコン講座、写真教室、三線の指導なども実施する。同日の開所式には、沖縄市やうるま市などから通う利用者らが集まり、施設のオープンを祝った。當眞さんは「年齢やハンディキャップに関係なく、可能性に目を向けたら未来は変えられる。他人と触れ合い、幸せを認識することもある。相談だけでもきてほしい」と語った。