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サッカーの第90回天皇杯全日本選手権は3日、47都道府県代表など88チームが参加して全国各地で開幕し、1回戦24試合を行った。県代表のFC琉球は3―1で徳島ヴォルティス・セカンドを破り、2回戦へ進出した。
琉球は前半12分にMF田中康平の直接FKで先制。後半も2点を加えて徳島を突き放し、試合を決めた。
高校勢では熊本学園大付高が佐賀大を退け2回戦に進出。15チームが出場した大学勢では、今夏の全日本大学トーナメント優勝の駒大(大学シード)など6チームが勝ち上がった。
2回戦は5日、Jリーグ勢の全37チームが登場し、32試合が行われる。琉球は千葉県のフクダ電子アリーナでJ2のジェフユナイテッド千葉と対戦する。
[ハイライト]
プレス機能 猛攻全開
FC琉球が3発で、徳島ヴォルティス・セカンドに快勝。J2のジェフユナイテッド千葉への挑戦権をつかんだ。
「立ち上がりはプレスがうまくかからなかったが、早い段階で修正できた」と新里裕之監督。前半10分すぎからプレスがかかり出すと、圧倒的にボールを支配した。
前半12分にはMF田中康平がゴール正面の位置からFKを直接たたきこんだ。田中は「狙える位置だったので狙ったが、相手に当たった。点を取れてよかった」と、先制点を喜んだ。
後半はシュートの嵐。15本のシュートを浴びせ、MF松田英樹、DF伊藤竜司が2点を追加した。新里監督は「8点は取れた」とミスを反省しつつも、「カップ戦は相手よりも得点を上回れば次に進める」と、結果を出したことに及第点を与えた。
2回戦は格上の千葉との対戦となるが、Jリーグ入りを目指す琉球にとって、簡単に引き下がるわけにはいかない。
新里監督は「千葉戦はきょうのようにはいかない。戦術をもって、したたかにいきたい」と、番狂わせをもくろむ。
伊藤、頭で3戦連発
○…FC琉球の186センチDF伊藤竜司が、県予選準決勝から3戦連続ゴール。いずれもCKからヘディングでの得点と、セットプレーで存在感を発揮している。
リーグ途中の6月に加入したセンターバック。「得点できたのは良かったけど、無失点を目標にしていたので残念」と反省も忘れない。20歳の成長株は「トーナメントは勝つことが一番」と、次戦の千葉戦も攻守にフル回転を誓った。