卓球の第33回新報旗争奪総合団体選手権大会最終日は7日、県総合運動公園体育館で男女の決勝まで行った。男子は祐斗クラブAが沖縄三越を3―2で下し初優勝。女子はドリーム高山Aが3―1で普天間高Aに勝って初制覇した。
エース狩俣 流れ呼ぶ
エース対決を制し流れを呼び込んだドリーム高山Aが、前身の高山倶楽部時代を含め初の頂点に立った。
第1単で普天間高Aのエース仲宗根菜月に、タイムス杯覇者の狩俣道乃をぶつけた。狩俣は1―2の劣勢から、緩急を交えて自分のペースに持ち込んで2ゲーム連取。体調不良で「体が動かなかった」という狩俣の踏ん張りに、高山朝光監督は「棄権も考えた。大きな1勝」とたたえた。
カットマン対策で第2単に回った大城佳穂は起用に応えるストレート勝ち。複は落としたが、第3単の奥平真樹が「複で負けた分、シングルスは絶対勝つ」と気持ちを前に出して3―1で取った。
「穴のないチーム」と高山監督。家庭を持つ選手が多く、十分な練習ができない中で、経験値と団結力でつかんだ優勝に胸を張った。(大門雅子)
3年連続決勝 執念の初頂点
祐斗クラブが3年連続の決勝進出で、ついに頂点をつかんだ。
沖縄三越との決勝は、第1、2シングルスを取り合いがっぷり四つ。祐斗クはダブルスで廣山裕樹・根木貴光組がフルゲームの熱戦を制し、優勝に王手をかけた。「とにかくダブルスが勝負の鍵だった。死ぬ気でやった」と廣山。足をつりながらも強打を決めた。
祐斗クは第4シングルスを落とし再び五分。最終シングルスの新垣博之は「とにかく自分が勝たないとと思って」。ゲームカウント1―2から執念で逆転勝ちした。
メンバーは最年長の廣山でも28歳。実力も兼ね備え選手層は県内随一だが、「昨年も勝てなくて、本当に悔しかった」(廣山)。団体戦に懸ける思いが、この一戦に凝縮していた。(大城大輔)