バスケットボールの第17回県中学校選抜優勝大会は7日、本部町民体育館で男女の準決勝と決勝を行い、男子は具志頭が71―58で宜野湾を下し初優勝を飾った。女子はコザが56―38で下地を退け、2年ぶり5度目の優勝に輝いた。
男女の優勝、準優勝校は九州大会(3月・大分県)の出場権を得た。
DF機能 終始攻勢
「やっと勝てました」。具志頭の平良真也監督はしみじみと優勝の喜びをかみしめた。
全県大会では昨年8月のポッカ杯、12月の新人といずれも準優勝。さらに「県で準Vだから地区は優勝できる」(上運天貴明主将)と臨んだ先月の島尻新人でも優勝を逃し、監督、選手ともにフラストレーションがたまっていた。
決勝は課題のディフェンスがうまく機能し、終始押し気味の展開。これまでのうっぷんを晴らした。
宜野湾守備陣をかく乱する動きで33得点のフォワード中村弘夢は「シュートは決まったが、カットインからのアシストができていなかった。基本に忠実なプレーを心掛けたい」とさらなる高みへ気を引き締めた。
今大会が本格デビューとなった181センチの1年生センター山本凱斗は、ゴール下のリバウンドで活躍した。「だんだん緊張も和らぎフリースローも入るようになった」と笑顔を見せた。
終了まで残り1分を切り、11点リードの場面でタイムを取った具志頭は、エースの中村をベンチに下げた。
平良監督は「セカンドメンバーにも経験を積ませたかったし、本人たちが出たがっていた。九州では持ち味の速攻で上を目指したい」と、チーム力の底上げで狙うはずばり頂点だ。(崎浜秀也)
志慶真が3連続3点弾
女子決勝のコザ―下地は第2Q終了時点で26―26と互角も、後半に入ると流れは一気にコザへ傾いた。
コザは第3Qからディフェンスで激しく当たって下地のミスを誘い、攻撃では内を固める下地に対し、外からの3点シュートなどで試合の主導権を握った。
第3Qに3連続で3点弾を決めたフォワードの志慶真日菜。下地を突き放す効果的な得点に「3点シュートは得意ではないが、決まってよかった」とホッとした表情を見せた。
試合中、鬼の形相でコート内の選手たちをしかっていた松島良和コーチは「ディフェンスがだめ。ヘルプには行っていいが、ダブルチームはやるなと言ってもできていない」と大差の勝利にもおかんむり。九州大会に向けては「九州は甘くない」と選手にさらなる精進を求めた。
比嘉茉南主将は「パスはカットする。ディフェンス力を高めたい」と課題はしっかり認識している。