かりゆしウエア製造減 3年連続 09年、26万8131枚

廉価衣料出現が要因

2010年2月9日 09時53分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 2009年のかりゆしウエア製造数(かりゆしウエアであることを示すタグの発行枚数)は前年比13・1%減の26万8131枚で、3年連続の減少となったことが県衣類縫製品工業組合のまとめで8日、分かった。20万枚台となったのは6年ぶり。同組合は、景気後退やデフレによる廉価衣料品の出現などが要因とみている。一方、09年以前の在庫品も含めた出荷数(概数)は約31万枚で、08年の製造枚数の30万8633枚と同水準。

 同組合の伊良波勲事務局長は「市場規模は景気に左右されず安定しているのではないか。今後は各企業がそれぞれの特色を明確に打ち出し、顧客を見極めた商品が必要になる」と述べ、企業のターゲット戦略の重要性が増すと分析する。製造数は1999年には5万8050枚だったが、サミットがあった2000年には11万1499枚に急増。04年に31万4354枚となってからは30万枚台を維持していた。

 同組合では昨年10月の「沖縄の産業まつり」の来場者を対象にアンケートを実施。かりゆしウエアの印象について聞いたところ、「沖縄」がキーワードに含まれる回答が21個で最も多く、沖縄固有の衣料品というイメージが定着していることがあらためて示された。伊良波事務局長は「今後は各企業のシーズンコンセプトや、着用シーンの具体的提案でニーズを掘り起こす時期」と課題を指摘している。

 同組合では、今シーズンの組合カタログで、ビジネスシーンや休日、ウエディングリゾートといった着用状況の写真も掲載し、新たな需要喚起につなげたい考えだ。

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