【うるま】県公文書館は市立石川歴史民俗資料館で「写真と映像にみるうるま市の戦後 レッドハット作戦・うるま市を走り抜けた毒ガス移送のトラック」を開催している。14日まで。入場無料。
県公文書館の移動展は本島中部地区では初めて。昨年、県公文書館で行った同企画展からより市民に身近な写真約100点、資料10点が展示されている。
1969年、米軍嘉手納基地知花弾薬庫に大量の毒ガス兵器が貯蔵されていたことが発覚し、周辺住民は撤去を求めた。毒ガス撤去は嘉手納基地と市の天願桟橋間を使って約2カ月かけて行われ、71年9月に完了した。
会場には移送トラックを見守る市民や、避難所となった学校の机で眠る幼児などの写真が展示され、避難した住民への経済補償の申請用紙などが所狭しと並んでいる。
豊見山和美公文書主任専門員は「写真や資料を通して、歴史を再認識してほしい」と来場を呼び掛けた。