第5回おきなわ文学賞(主催・県文化振興会)の表彰式と祝賀会が7日、那覇市のパシフィックホテル沖縄で開かれ、小説など8部門39作品の入選者に表彰状などが贈られた。式には入選者のほか、家族や友人ら約130人が参加。ともに受賞を喜び、拍手で祝福した。
入選者を代表し短歌部門の第一席(県知事賞)に選ばれた稲福恒雄さん(66)は「娘から花束をもらったが、妻や子どもの喜ぶ姿を見て、久しぶりにいいことをしたような気持ちになった」と喜んだ。
詩と俳句の2部門で第一席を受賞した上原おりざさん(49)=本名・上原稲子さん=は「文学賞がなかったら書くことはなかった。俳句を一番に頑張ってきたのでうれしかった」と感激。
小説部門で第一席となった赤兎(あこう)時雨さん(37)=本名非公表=は「沖縄に住んで6年になるがいまだに観光客と間違われる。受賞で島ナイチャーの風格が出てくると思う」と照れ笑い。
初出品で随筆部門の第一席となった田幸亜季子さん(34)は「選んでくれてありがたく思う。次は組踊の脚本を書きたいし、頑張りたい」と抱負を語った。