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[スポット]
1年生、風雨動じず
ロード
下り坂 渾身アタック
ロードで県勢唯一の8位入賞も城田大和(北中城1年)に笑顔はなかった。優勝した小橋勇利(愛媛・松山工)は同じ1年生で、中学からのライバル。「よけい悔しい」と悔し涙で目を赤くした。
レースは時折、横殴りの風雨に見舞われるコンディションだったが、「太陽が照って体力を消耗するよりは楽」と、悪天候にも動じることはなかった。
「勝負は最終盤」。コーチの指示に従って、足を温存する走りに徹し、その時を待った。いよいよ残り3キロの長い下り坂で渾身(こんしん)の単独アタック。「ここしかないと思った。地元開催だし沖縄をアピールしたかった」と力を込めた。
一時は約200メートル引き離したものの、ゴール手前約1キロの平地区間で集団につかまる。「がんがん踏んでいったが、最後まで持たなかった。平地での持続力とスプリント力がまだまだです」とうなだれた。
翌日からのトラック競技に「悔しさをぶつけたい」と前を向く。そして「この大会が終わったら、翌日から誰にも負けない練習を積んで来年こそ優勝したい」と「頂点」に向け誓う。
不満足な城田とは対照的に手柴敦子監督は「ロード練習に十分な時間を割けなかったのに、この結果は百点満点」とほめた。トラック陣のモチベーションを高める「点火剤」になると期待している。(山城興朝)