中国・沖縄結ぶ恋物語 「雙色島」来月から県内ロケ

2010年9月3日 09時27分

 沖縄を舞台に日本人女性と中国人男性の恋愛を描く日中合作映画「雙色島(そうしょくじま)~ツー・カラー・アイランド」(2011年夏公開予定)の県内ロケが10月から始まる。台湾出身のウェンエン・コン監督とシャーリー・カオプロデューサーに映画へかける思いを聞いた。(又吉俊充)

 バンドデビューを目指す夏子(福本幸子)は、死んだ恋人が見たかったという沖縄の海を探す中国人の劉陽と出会う。海探しのうちに恋に落ちる二人だが、劉陽はビザが切れ中国に戻る。そこに夏子のバンドに中国デビューの話が舞い込み、劉陽と再会を果たすというストーリー。

 「緑豊かな山々の中国成都と海が美しい沖縄。環境が異なる二つの場所をつなぐラブストーリーを作りたかった」とコン監督。沖縄の海がフォーカスされるが、「美しくのどかな風景は中国にも残されている。映画では音楽がキーワードになるが、中国にはない若者たちの刺激的なポップカルチャーが必要」と説明した。

 撮影候補地を探すため、監督らは北谷町のライブハウスを回っているほか、名護市にある重要文化財「津嘉山酒造所」もロケ地として決まってる。

 ヒロイン役には米国生まれで北中城村で育った福本を抜てき。「ワイルドでセクシー。個性の強さも中国映画にはいない女優。沖縄で育った背景もイメージに合う」。主人公劉陽には人気俳優ジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チャンを起用している。

 映画は中国市場でのマーケティングを意識。カオプロデューサーは「中国では沖縄を知ってもらう機会がない。現地で映画が公開されればもっと沖縄が身近になる」とし、観光面の効果にも触れた。日本国内でも全国で上映される予定。

 撮影班はエキストラとボランティアスタッフを募集している。問い合わせは電話080(5675)3477。

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