糸満旗頭、高校生ら支え 22日大綱引き 連日特訓

糸満大綱引きを前に、連日旗頭演舞の特訓に汗を流す新島区の青年たち=糸満市・三巓毛公園広場

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2010年9月6日 17時51分

 【糸満】糸満大綱引きの「道ズネー」に欠かせない旗頭の演舞技能を高めようと、新島区の青年たちが連日、特訓を重ねている。練習に使う棒は長さ5メートル、先端に古タイヤを付けた重量35キロ。1人ずつ交代で持ち、上下に揺らす。練習で培った力を発揮しようと、汗を流しながら22日(旧暦8月15日)の本番を待つ。

 練習は8月初旬から始め、週3回行われたが、本番1カ月前からは午後8時から2時間の連夜、山巓毛(サンティンモウ)公園広場で実施している。

 メンバーは約20人。大半が高校生だ。自主的に集まり、互いに指摘しながら練習に励む。旗頭の練習は、約10年前から取り組んできた。大人たちは、練習で培う若者たちの結束力を周囲で見守る。

 同大綱引きの技術部役員で、同区OBの玉城義範さん(51)は「綱作りにも積極的に参加してくれてありがたい。伝統行事を継続しようという気持ちがあり、頼もしい」と喜ぶ。

 3日は練習用の棒から、本番の旗頭を使って特訓に入った。ドラの音とともに、「サーサーサーサー」という掛け声が響く。夜空に旗頭が舞い、本番さながらの熱のこもった練習が続いた。

 中学3年からかかわっているというリーダーの玉城慎さん(29)は「先輩たちの持ち方は格好良かった。美しく見せるために、体をそらす持ち方が、うちの特徴。練習を通して互いに信頼関係を保っている。後輩を育て、地域の伝統行事の大切さを伝えたい」と話した。(内間弘通信員)

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