台風余波? 迷いヤギを警察が保護

保護されたヤギと米須巡査=1日午後、豊見城署

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2011年6月2日 09時50分

 「ヤギが住宅地を徘徊(はいかい)している」。1日午前6時15分ごろ、110番通報を受けた豊見城署員が捜索したところ、同市嘉数の路上で雄のヤギを発見。突如現れた珍客に“任意同行”を求め、署内のケージで一時保護している。同署では先月31日から、大小2匹の犬とミドリガメを立て続けに保護し、署は動物園状態。珍しいヤギの保護に、浦崎剛副署長は「台風で柵などが壊れ、どこかから逃げ出した可能性もある」とみている。

 ヤギを保護したのは、同署地域課の安次嶺敬(たかし)巡査長と米須勇気巡査。発見後、飼い主を探して付近で聞き込み捜査をしたが、有力な情報は得られず、署での保護を決断。必死に抵抗するヤギを2人がかりで確保した。パトカーの後部座席に乗せたヤギは、米須巡査の膝枕でスヤスヤと眠りについたという。慣れない環境のせいか、餌もあまり食べておらず「保護した責任から今後が気になる」と2人は気をもむ。

 浦崎副署長は、飼い主が見つからない場合は沖縄こどもの国などへ引き取りを依頼することも検討。「動物たちの目は飼い主を待っているよう。ぜひ現れてほしい」と呼び掛けている。(山城響)

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