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栃木県産「完熟腐葉土18L」(八溝公園製造)から放射性セシウムが検出されたことを受け、県農林水産部と教育庁は16日、同じ商品を使った那覇工業と那覇西の県立2高校で放射線量を簡易検査し、異常値は確認されなかったと公表した。腐葉土を混ぜた花壇やプランターのほか、倉庫に保管されていた未使用の腐葉土は毎時0・02~0・07マイクロシーベルトで、周辺土壌と同レベルだった。琉球大機器分析支援センターへ詳しい計測を依頼し、近く結果を公表する予定。
那覇工は4月、那覇西は7月に南城市の「フタバ種苗」から計30袋購入し、計16袋を使用。那覇工の眞榮田義功校長、那覇西の渡嘉敷通之校長ともに「(使用土が)自然界の放射線量と同程度と聞き、安心して生徒や保護者に説明できる」などと述べた。未使用分はフタバ種苗や県が回収、いまのところ土壌入れ替えなどの措置は取らない。
一方、八溝公園によると、腐葉土の原料となる落ち葉は、東京電力福島第1原発事故前の2月中旬までに集め、注文に応じて随時、封を閉じ、通常1カ月以内に出荷していたという。担当者は「社独自に線量計で商品を調べ、問題はなかったので安心していた。7月下旬に農水省が生産と使用の自粛要請を出して以降、出荷を自粛している」と説明した。