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【読谷・嘉手納】米空軍嘉手納基地は27日、嘉手納町と読谷村が中止を求めていた、嘉手納弾薬庫地区内での不発弾爆破処理を予定通り29日に実施すると通告した。小学校で学芸会が予定されていることから両町村は配慮を求めたが、同基地は聞き入れなかった。
昨年9月から5回目の爆破処理。民間地から約2キロの処理現場で爆破させるため、住宅の窓ガラスが揺れるほどの大きな爆破音が響き、毎回多数の苦情が役場などに寄せられている。
読谷村内の5小学校と嘉手納小の計6校で29日に学芸会を開催し、約3700人の児童が練習の成果を発表する予定。
読谷村は26日に文書で中止を求め、嘉手納町も25日に沖縄防衛局を通じ、地元への配慮を求めていた。
嘉手納基地は、沖縄タイムスの問い合わせに対し、当初22日に予定した処理が屋良小(嘉手納町)の学芸会と重なり、延期したことを上げ、「前回はキャンセルできたが、今回は実施する必要がある」と回答した。
沖縄防衛局は、弾薬量の調整や処理予定回数の事前提供を米側に求めたが明確な回答はなかったという。
読谷村の石嶺傳實村長は「爆破処理をしていると知っていても驚いてしまうほど大きな音が響く。子どもたちが一生懸命練習した発表の日に爆破処理が実施されるのは非常に残念だ」と懸念を示した。