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米軍普天間飛行場の移設に向け、沖縄防衛局が県に提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書について、県環境影響評価審査会(宮城邦治会長)は27日、宜野湾市内で第2回会合を開き、公募した市民10人から意見を聞いた。発言者は評価書の内容や手続きを厳しく批判し、アセスのやり直しを強く求め、審査会委員からも同様の意見が上がった。評価書段階で市民から意見聴取するのは異例の措置。
発言者は環境保護や騒音問題に取り組む名護市民や研究者、大学教授ら。最終段階の評価書で新たに垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備が盛り込まれたことに対し、「アセス法違反で、やり直すべきだ」と非難の声が相次いだ。
審査会終了後、宮城会長は記者団に対し「住民の切実な意見は、どうしてもアセスのやり直しにならざるを得ない」と理解を示した。ただ答申でやり直しを求めるかどうかについては、「手続き上、可能かどうか苦悶(くもん)するところがある。県の意見を聞き、吟味する」と述べるにとどめた。
これについて県環境政策課は「やり直しを求めるのは難しいのではないか」とみている。
審査会が26日正午までに受け付けた意見は計73通135件。県は来月3日まで意見を受け付け、知事意見の参考にする。
第3回審査会は31日午前10時から、今回と同じく宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネで開かれ、県が提案する答申案について審議する。