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開業前に所有者が経営危機に陥り、空き店舗状態が続いていた那覇市壺川にある「CSK壺川ホテル(仮称)」がシンガポール系投資ファンドRECAP(リアル・エステート・キャピタル・アジア・パートナーズ)に売却されたことが27日、分かった。仏に拠点を置く世界最大級のホテルチェーン、アコーホテルズのホテルブランド「メルキュールホテル」として4月に開業する予定。
RECAPは、米投資ファンドのゴールドマン・サックスグループから昨年末、ホテルに特化した不動産投資信託の運用会社「ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人」の譲渡を受けた。ことし4月、同投資会社を2010年取得済みの「日本ホテルファンド投資法人」に吸収合併し、ポートフォリオの分散や資産規模の拡大を目指す方針。県内では、読谷村のホテル日航アリビラと北谷町のザ・ビーチタワー沖縄がRECAPグループの保有となる。
壺川のホテルは隣接するオフィスビルとともにCSKホールディングス(当時)が09年夏に建設。グループ会社で開業を目指したが、親会社の経営危機で中断していた。メルキュールホテルは客室数260室でレストランと宴会場も設ける。運営会社の「エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン」(東京)はすでに求人募集を始めている。
アコーホテルズは欧州を中心に世界90カ国でエコノミータイプから五つ星ホテルまで約4100軒を展開。メルキュールホテルは東京や札幌などで開業している。