オスプレイ「適切に反映」評価書で首相見解

2012年1月28日 10時03分

 【東京】野田佳彦首相は27日の衆院本会議代表質問で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の評価書について、昨年6月に米国防総省が普天間への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備を表明していたことを踏まえ、「評価書にはオスプレイ(配備)について関係法令に基づき適切に反映されている」との考えを示した。評価書でのオスプレイをめぐる内容について、県環境影響評価審査会では低周波音や高温の排ガスが与える影響、事故の可能性などについて検討が不十分などの指摘があり、方法書のやり直しを求める意見が出ている。

 普天間第二小上空のヘリ飛行をめぐる発言で反発が出ている田中直紀防衛相の任命責任についても「政治家としての経験と蓄積、政策能力を勘案し、的確との判断で任命した。職務にまい進し職責を果たしてほしい」と述べた。

 振興と基地負担のリンク論に対しては「振興と新たな基地の受け入れは切り離して推進する。基地受け入れを条件にする立場には立っていない」と明言した。

 在日米軍再編や環太平洋連携協定(TPP)で米国の言いなりになっているとの指摘についても、「国益の視点で結論を得ている。言いなりとの指摘は当たらない」と反論した。

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