液状化で盛り土崩落か 福島原発の鉄塔倒壊

2012年1月28日 18時56分

 東京電力福島第1原発事故で、5、6号機に外部電源を供給していた送電線鉄塔が倒壊したのは、敷地造成の際に谷を埋めた盛り土が液状化などにより崩れたことが原因の可能性が高いという分析結果を、東京大の鈴木雅一教授(砂防工学)が28日までにまとめた。

 鉄塔隣接地の盛り土の崩落は確認されているが、東電は原因について「調査中」としている。

 鈴木教授は「地震の揺れや液状化への考慮が十分でなかった昭和40年代(1965〜74年)ごろに谷を埋めて造成された宅地斜面なども、崩壊する例が多い」と指摘。当時、各地で原発建設が始まっており、他の原発の敷地でも地震による斜面崩落の危険性がないか点検の必要があると話している。(共同通信)

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