雪行事、那覇市が中止「心情に配慮」

2012年2月22日 09時38分

 那覇市久茂地児童館で23日予定だった青森県から運んだ雪で遊ぶイベントについて同市は21日、中止を決めた。放射能汚染を懸念して取りやめを求めていた保護者らに伝えた。

 那覇市は「中止を求めていた保護者の多くが福島第1原発事故による被ばくを恐れて避難した方々。心情に配慮した」と中止の理由を述べた。

 中止を求めた保護者の一人は「いまだ放射性物質が漏れ続ける状況の中、東北の雪を運んで子どもたちに触らせたり、食べさせたりすることに不安が広がっている」などと訴えていた。

 那覇市が放射能汚染の恐れについて青森県に問い合わせたところ、「大気中の放射線量が国の暫定基準値に満たないと回答を得ている。現地では例年通り学校のスキー授業が続いている」などとの回答を得たという。同市側はイベントそのものの安全性は保たれているとの認識を示した。

 イベントは沖縄の子どもに雪と触れ合う機会を設けようと海上自衛隊第5航空群(那覇市)が2004年度ごろから毎年続けていた。

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