【那覇】那覇市は5月31日、市内の待機児童の4月1日時点の速報値が、過去最多だった昨年の559人から359人(64・2%)減り200人だったと発表した。認可保育園の新設や増改築で定員を増やしたためと分析している。

那覇市の待機児童数の推移

 市内認可園の定員枠は4月1日時点で1万452人。4月入所希望者は9799人だった。

 地域ごとの待機児童は真和志地区が84人、本庁地区が65人、小禄地区が46人、首里地区は5人。年齢別では1歳児が101人と最多。0歳児36人、2歳児33人、3歳児24人、4歳児6人、5歳児は0人だった。

 利用児童数が定員に満たない定員割れの園もあり、市立・私立合わせて計932人分の空きがあった。

 4月入所希望者のうち、希望する園の内定が受けられなかった「入所保留児童」は640人いた。

 うち440人は、希望園の変更などによる追加内定者などで、4月までにいずれかの認可園に内定を得た児童や、第1希望のみを申請した児童などは、待機児童から除かれる。

 定員枠に空きがありながら待機児童がいることについて市は「0~1歳で入園した児童の進級ごとに定員割れは解消する」との見通しを示した。地域の保育ニーズと園の設置場所にミスマッチがあった可能性も含め「要因の分析を進める」とした。

 今後、一時的な措置として3~5歳児の定員枠を、より保育需要が高い0~2歳児の枠に一部変更する方針で、認可園と協議する。