戦後70年に合わせて始まった「すでぃるREGENERATION」が実施している「マブニ・ピースプロジェクト沖縄2017」が5日、沖縄県糸満市の県平和祈念公園などで開幕する。3年目の今年は「忘れない」をテーマに、計8会場で20~70代の美術家ら22人の作品などを展示する。7月2日まで。

「マブニ・ピースプロジェクト沖縄2017」をPRする実行委員の比嘉豊光さん(右)と仲村美奈子さん=沖縄タイムス社

 11日は午後2時から出品作家らがギャラリートーク&ツアーを開催する。平和祈念公園から海の見えるレストラン、キャンプタルガニーの3会場を巡る。24日は午後1時から、県平和祈念資料館でシンポジウム「平和・鎮魂・アートの未来」を開催する。

 実行委員会共同代表で写真家の比嘉豊光さんは「復帰45年目の今年、国際芸術祭の実現に向けて新たな展開を広げていきたい。摩文仁は戦争の記憶を現代に伝えるのに大事な場所。世界へ平和を発信する場にしたい」とアピールした。

 会場と出品作家、日時は以下の通り。

 【平和祈念公園サイト】

 ▽沖縄平和祈念堂(5~21日)=新垣安之輔、石垣克子、大城譲

 ▽平和祈念資料館(5~24日)=石垣克子、磯崎主佳、上原秀樹、浦田健二、川平恵造、儀保克幸、金城徹、高畠愛子、平岡昌也、屋良朝彦、与那覇大智

 ▽平和祈念公園屋外(5~24日)=児玉美咲

 【海の見えるレストラン】(5~24日)=新垣安雄、石垣克子、花城勉、比嘉豊光、宮城クリフ

 【南風原文化センター】(5日~7月2日)=仲里安広

 【キャンプタルガニー】

(会期中の金・土・日)=石垣克子、児玉美咲、齋悠記、平良亜弥、比嘉豊光▽25日午後5時半から、ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」公演、琉球弧を記録する会「島クトゥバで語る戦世」/短編映画「ちゃん」上映

 【喜屋武公民館】7月2日午後2時から、ウチナーグチ演劇集団「比嘉座」公演、琉球弧を記録する会「島クトゥバで語る戦世」/糸満市教育委員会編「市民が語る戦中戦後史」上映

 【糸満市庁舎】(13~22日の平日)=次世代プロジェクト(島尻地区を中心とした中高校生らによる「平和」をテーマにした作品約150点を展示)

「マブニ・ピースプロジェクト沖縄2017」をPRする実行委員の比嘉豊光さん(右)と仲村美奈子さん=沖縄タイムス社