2018年(平成30年) 5月26日

沖縄タイムス+プラス ニュース

騒音軽減の日米合意どこへ 米軍、旧駐機場の使用継続を示唆 嘉手納基地

 米太平洋空軍の在韓米軍烏山(オサン)基地所属のU2偵察機が沖縄県米軍嘉手納基地の旧海軍駐機場を使用している問題で、在沖米空軍が「駐機場の使用は日米合意に反しない」とし、使用を継続する認識を示していることが2日、分かった。海軍駐機場は1996年のSACO(日米特別行動委員会)最終報告に基づく騒音軽減措置で今年1月に移転したばかり。SACO合意を一方的にほごにする米側の姿勢に、地元自治体や県などは強く反発している。

嘉手納基地

 一方、稲田朋美防衛相は2日の会見で「SACO合意の趣旨を踏まえた運用を強く求めている」と述べるにとどめ、使用中止は求めず事実上、使用を容認した。負担増を容認する政府の姿勢に、県内から疑問の声が上がりそうだ。

 1日、県の池田竹州基地対策統括監が米空軍第18航空団司令官のバリー・コーニッシュ准将宛てに口頭で抗議。対応した第18任務支援群司令官のポール・オルダム大佐は「北駐機場(旧海軍駐機場)はSACO最終報告に反しない」と答えた。オルダム氏は「一時的な使用は日米両政府間の取り決めに合致している」とも述べ、使用は問題ないとの認識を示したという。

 県は「SACO合意の騒音軽減イニシアチブの趣旨に反するもので到底容認できない」と抗議した。

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