リウボウインダストリー(那覇市、糸数剛一社長)は、ことし秋から約2年間かけてデパートリウボウを大改装するとともにテナントを増やす。沖縄らしい「リゾートデパートメントストア」をコンセプトに、国内外の観光客を呼び込む狙い。8月までに複数の案を取りまとめ、年内に外観・内装とも具体的な計画を固める。

リゾート感の演出をコンセプトに改装されるパレットくもじ=3日、那覇市久茂地

 秋には、1階の元メガネ店と薬局をデパートフロアに切り替えて運営。売り上げの柱となる化粧品分野で新ブランドの売り場を検討しているほか、国内外の逸品や健康志向に応える商品を中心に女性向け雑貨の充実を図る。年内には、熟年層から要望の高い甘味処を館内に新規オープンさせる予定。

 ほかに、外国客に喜ばれるリゾート感のある屋上庭園、パレットくもじ前広場に固定の屋根を付けた常設イベント空間、県出身のスタイリストによる女性服のセレクトショップ、館内のイベント情報を表示する電子看板の導入を検討している。

 糸数社長は「デパートリウボウを美ら海水族館や首里城と並ぶ沖縄観光のアイコン(象徴)にしたい。全国一律ではなく沖縄らしさを満喫できる百貨店に変えることで、『トラベル・ハイ』『デパートメント・ハイ』(旅や来店時の高揚感)を生み出したい」と話している。