沖縄気象台は、7月上旬から大雨による浸水や河川氾濫の危険箇所を地図上に色別に示し、防災情報としてホームページ上で公開する。また、洪水警報の対象河川をこれまでの7河川から53河川に拡大。従来の警報・注意報を補完するものとして危険性を一目で把握できるよう始める新たな取り組みで、全国一斉にスタートする。増加する局地的豪雨に対応するため、10分ごとに更新し、行政の防災対策や一人一人の避難判断に役立ててもらうのが狙いだ。

大雨警報時に地図上に色別で表示される危険度分布のイメージ図(気象庁HPから)

 上流にしか雨が降らなくても、川に流れ下流付近で氾濫したり、低地に流れ浸水被害があることから、危険が高まっている場所を地図上に表記する。危険度は5段階の色に分けて表示。濃い紫色は「極めて危険」、薄い紫色は「非常に危険」、赤色は「警戒」、黄色は「注意」、水色や白は「今後の情報に留意」となっている。

 また洪水警報について、対象の河川を7河川から53河川に大幅に増加。より細かく危険度を示せるようになった。

 気象台は「今回の改善はこれまでの警報・注意報を補完するもの。行政の対応や県民のみなさんが迅速で適切な対応を取れるよう広く周知したい」と話した。