沖縄県平和祈念資料館(原田直美館長)は9日、第27回「児童・生徒の平和メッセージ」の入賞作品を発表した。23日の沖縄戦全戦没者追悼式で朗読される「平和の詩」には、高校生の部詩部門で最優秀賞に輝いた宮古高校3年生、上原愛音(ねね)さんの「誓い~私達のおばあに寄せて」が選ばれた。追悼式は糸満市の県平和祈念公園内で営まれる。

知念高校1年の久手堅彰哉君の作品「再生の大地」

 同資料館の担当者によると、上原さんは小さい頃から周囲のおじいさんやおばあさんから聞いた話や、学校での平和教育などで学んだ「戦争は悲惨なんだ」との思いを発信しようと、作品に込めたという。

 また、県内5カ所とハワイで開催する展示会の告知ポスターには、高校生の部図画部門で最優秀賞の知念高校1年生の久手堅彰哉君が描いた「再生の大地」が選ばれた。悲惨な戦争から立ち直り、繁栄と清らかな世界になるようにと願う気持ちを込めた。

 図画・作文・詩の3部門に127校から計3067点の応募があった。優秀作品などは23日から同資料館を皮切りに、計6会場で開催される巡回展で展示する。