国指定天然記念物で絶滅危惧種のリュウキュウヤマガメが2日午前、沖縄県宜野座村松田区入り口の国道329号沿いで見つかり、宜野座村博物館が保護した。

リュウキュウヤマガメを発見した平良光さん=2日、宜野座村

 発見した村社会福祉協議会デイサービス職員の平良光さん(35)は「村内を送迎中に路上でうずくまっているカメに気づき、取り上げると、元気が無かった。交通事故に遭いそうで保護した」と話した。

 珍しい発見に、平良さんらは博物館に届ける前にデイサービス利用のお年寄りらにみせた。惣慶区の新里光さん(96)は「昔はよく見かけたよ。こんな赤色はめずらしいな」。同区の漢那英子(81)さんは「長い間患った病気が良くなったので、カメのように長生きしたいね」と話した。

 保護を依頼された同博物館は県教育委員会文化財課に報告した後、発見場所近くの森の生息環境を調査してカメを放した。(仲地暁通信員)