経済学の専門家である富川盛武副知事は、最近の沖縄経済を「100年に1度の景気の波が来ている」と分析する

▼コンビニエンスストア国内最大手のセブン-イレブン・ジャパンの進出は、沖縄経済の潜在力を象徴する。同社の古屋一樹社長は9日、県庁で会見し、2019年度をめどに出店を始めると表明した。5年間で約250店舗を展開する方針を明らかにした

▼1974年に東京・江東区に国内初のコンビニ店として開業。「セブンイレブンいい気分」「あいててよかった」などのキャッチフレーズで、新サービスを次々と打ち出し、全国各地で店舗数を伸ばしてきた

▼おにぎりやおでんの販売をコンビニで最初に始めた。ATMサービスの先駆けでもあった。今では当たり前の光景がセブンから始まっている

▼日本式コンビニの創始者といわれ、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文氏は『セブン-イレブンは日本をどう変えたか』(吉岡秀子著)のインタビューで、「時代時代の問題を解決し『新しい便利』を提供する、これがセブンイレブン」と語っている

▼沖縄ファミリーマートとローソン沖縄が県内全域で展開する。鈴木氏は「変化はチャンス」と強調する。激しい競争の中、沖縄のコンビニから画期的な商品やサービスが生まれることを期待したい。(与那原良彦)