世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者に輝いた比嘉大吾選手(21)=浦添市出身、宮古工業高出、白井・具志堅スポーツ=をたたえる祝勝会が9日、那覇市内のホテルで開かれた。同級生や県内のボクシング関係者など約500人が参加し、比嘉選手の快挙を祝った。

祝勝会で、大勢のファンらの声援を受ける世界フライ級王者の比嘉大吾選手(中央)と具志堅用高会長(右)=9日午後、那覇市・パシフィックホテル沖縄

 比嘉選手は「皆さんのおかげで世界チャンピオンになれた。もっと努力して上を目指すので、これからもよろしくお願いします」と感謝と決意を述べた。

 また、沖縄タイムス社は県民に夢と希望を与えたとして比嘉選手に「沖縄タイムス特別スポーツ賞」を贈った。贈呈式で豊平良孝社長は賞状とトロフィー、賞金などを手渡し「歴史に残る偉大なチャンピオンになって」と激励した。同賞はプロ・アマを問わずスポーツの各分野で全国・世界レベルで活躍した団体・個人に贈呈し、今回で13回目。

 この日は浦添市から比嘉選手に市民栄誉賞も贈られた。

 比嘉選手は5月20日の世界戦で、前王者のフアン・エルナンデス選手(メキシコ)にTKO勝ちし、新王者となった。正規王者としては平仲信明氏以来25年ぶりで、暫定王者の江藤光喜選手を含めて9人目の県勢チャンピオンとなった。戦績は13戦13勝13KOで、全KO勝ちでの世界王座奪取は日本人で初めて。