17日に「AKB48選抜総選挙」が開催される豊見城市豊崎の美らSUNビーチでウミガメの産卵が確認されたことを受け、総選挙の運営側は公式ブログで対応策を発表した。当日は、産卵が確認されたビーチに来場者が立ち入らないように配慮。確認された場所は無料ライブ会場とは別のビーチで、昼夜の監視を「NPO法人日本ウミガメ協議会」「琉球大学ウミガメサークル」と連携して行うとしている。

ウミガメの産卵場所に、卵の保護と啓発の柵が設けられている美らSUNビーチ=13日、豊見城市豊崎

 ブログには、日本ウミガメ協議会の若月元樹さん(42)の見解を掲載。現時点では(1)会場設営作業が日中に実施されていること(2)管理されたビーチで午後10時以降は人の立ち入りがないこと(3)総選挙本番も午後10時には終わること-などを挙げ、「今回の総選挙が卵に、特に問題を与えることは少ないと考えている」と説明している。

 同ビーチでは4日、ウミガメの卵約100個が確認された。約2カ月後にはふ化するという。13日現在、産卵場所を囲い、看板を立てて啓発している。

 若月さんは「再び産卵が17日の本番前にあると予想され、本番に向けての設営作業がウミガメの上陸に影響を与えるのではないかという強い懸念があった」と説明した。

 必要に応じて夜間調査を実施しているとし、「総選挙の会場と産卵巣が目と鼻の先になることから運営側と産卵巣に影響が出ないよう、16日に協議を重ねたい」と話した。