2017年(平成29年) 12月11日

沖縄タイムス+プラス ニュース

「第2次世界大戦を戦い、基地と闘った元知事死去」 米紙、大田昌秀氏の訃報伝える

 【平安名純代・米国特約記者】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、「第2次世界大戦で戦い、米軍基地撤去のために闘った大田昌秀元沖縄県知事が92歳で死去した」と報じた。

大田昌秀氏

 記事は、ロイター通信の東京発で「歴史家の大田氏は、1995年の米兵3人による暴行事件への大規模抗議で日本の南の島の知事として国内外の注目を浴びた」と紹介。当時の抗議が米軍普天間飛行場の移設を定めた日米合意につながったが、現在も実現していないと説明している。

 大田氏は2010年のロイター通信へのインタビューで、「戦時中、沖縄は日本を防衛する防波堤となり、多くの人々が犠牲となった」と指摘。鉄血勤皇隊として島を守るために動員された苛烈な体験を説明した上で「われわれは、沖縄が再び戦場になることを望んでいない」と述べたとし、「大田氏は日本の戦時中の軍にも批判的で、そうした過去の教訓が忘れ去られているのではないかと懸念した」などと報じた。

 また、大田氏が現職知事時代に建設した糸満市の沖縄平和祈念公園の「平和の礎」には、沖縄戦で亡くなった人の名前や国籍が記されていることも報じた。

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