【宮古島】無料通行できる橋としては国内最長となる伊良部大橋(本橋部3540メートル)の開通日まで残り1週間を切った25日、一足先に橋を歩くウオーキング大会が開かれた。快晴の下、参加者は記念撮影したり、目下に広がるサンゴの海をのぞき込んだり。島の新たな名所の誕生を喜びながら歩を進めていた。

伊良部島を背に、開通前の大橋を歩く参加者=25日午前、宮古島市・伊良部大橋

 市と関係機関でつくる「伊良部大橋開通祝賀会等実行委員会」が主催。県外からのツアー客の姿もあった。

 橋の長さを語呂合わせで、「3540」(サンゴの島)と覚えてほしいと関係者。橋の下を船舶が行き来する「主航路部」の中央部は、約33メートルの高さがある。この日は開通前のため橋を渡りきることはできず、宮古島側、伊良部島側からそれぞれスタート。中央部付近で折り返すコースを設定、参加者には記念の証明書などが渡された。

 友人やその家族と訪れた仲宗根佑真君=平良第一小6年=は「池間大橋や来間大橋より長くてびっくり。伊良部島に行くときはフェリーだったし、これからはお金や時間をかけずに渡れるのはすごい」。鈴木把夢(ばむ)君=同=は「海もきれいで開通前に歩けてうれしい」と話していた。伊良部大橋の開通は31日。同日は招待客を招いた渡り初めや式典などが計画されており、同日午後4時から一般車両の通行が可能となる。