【南城】市と姉妹都市関係にある宮崎県高千穂町の女性会の一行17人が16、17の両日、初めて市を訪ね、市女性会(新垣節会長)と踊りや食事で交流を深めた。市の女性会はこれまでに3回、同町を訪問。久しぶりの再会に涙を流し、抱き合って喜ぶ女性もいた。

カチャーシーで盛り上がる高千穂町と南城市の女性たち=16日、ユインチホテル南城

 姉妹都市は大戦中、佐敷国民学校の児童が高千穂町に集団疎開したことがきっかけ。合併前の旧佐敷町が1995年に締結した。4町村合併で発足した南城市も2009年、あらためて姉妹都市関係を結んだ。学童疎開を経験した世代や、子ども同士の交流はあったが、他の世代も関係を深めようと、双方の女性会が相互訪問に取り組んでいる。

 市内のホテルで開かれた16日の交流会で、高千穂町公民館女性連絡協議会の喜田(きだ)鉞(えつ)子(こ)会長は「多くの人に温かく出迎えてもらえ、とても興奮した」とあいさつ。南城側の新垣会長は「来ていただき、うれしい。今後も交流を続けよう」と歓迎した。

 南城側は南城音頭を踊り、高千穂側は五穀豊(ほう)穣(じょう)を願う「神楽せりうた」、地域の運動会などで踊られる「がまだせ節」を披露した。17日は市民ガイドの案内で、久高島や斎場(せーふぁ)御嶽(うたき)などを観光した。