【平安名純代・米国特約記者】米国防総省筋は22日、アジア太平洋地域における米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35の訓練展開について、本紙に対し、米本土の部隊を半年単位で日本に巡回配備する部隊配置計画(UDP)に組み込んでいることを明らかにした。2017年に配備開始予定の岩国基地(山口県)を拠点に、嘉手納基地や米軍伊江島補助飛行場での訓練の一体運用を念頭においており、沖縄での訓練がより強化される見通しだ。

 同省筋によると、岩国基地に同機が配備される17年以降は、嘉手納や伊江島補助飛行場での離着陸訓練のほか、米軍普天間飛行場に配備されている垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイや普天間から岩国に移駐した空中給油機KC130などとの一体運用を念頭に置いた訓練も展開する見通しとなっており、総合的な運用能力を高める方針だという。

 米海兵隊専門誌「マリンコー・タイムズ」(電子版)は21日、米本国では23年までにノースカロライナ、カリフォルニア、アリゾナ、フロリダ、サウスカロライナの5拠点に計300機が配備されるとし、17年の岩国配備後は「UDP計画の一環として(米本国から)日本に6カ月ごとに配備される」と説明している。