沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で15日、同公園内にある「平和の礎」に新たに54人の戦没者の名前が刻銘された。内訳は県内31人、県外8人で、沖縄戦で亡くなった韓国出身者は7年ぶりに15人が追加された。追加分も含めた全刻銘者数は24万1468人。

戦没者の名前が新たに追加された「平和の礎」の刻銘板を設置する作業員=15日、糸満市摩文仁・平和祈念公園内

 時折小雨が降る中、作業員らによってクレーンで刻銘板がつり上げられ、慎重に設置された。 

 作業を見ていたバスガイドの新垣梨子さん(23)は「遺族にとって、これからここに参拝できるので刻銘されてよかったと思う」と話した。

 追加刻銘は、遺族の申告を基に審査を経て追加される。1995年の「平和の礎」設置以降、毎年行われている。本年度追加刻銘されたのは、2012年の36人に次いで2番目に少なかった。