【名護】絶滅危惧種のクロツラヘラサギ(トキ科)が21日、名護市屋我地の運天原漁港で3羽確認された。北部での越冬例はこれまでないという。

屋我地の漁港で羽を休めるクロツラヘラサギ=21日午後3時すぎ、名護市の屋我地運天原漁港

 昨年の12月27日に1羽の飛来が確認されていたが、今月21日に同漁港のいけすで3羽が羽を休めているのが見られた。沖縄野鳥の会(山城正邦会長)が18、19の両日、南部と沖縄市で30羽を調査しており、屋我地の3羽を合わせて県内で計33羽が確認された。

 屋我地鳥獣保護区の渡久地豊管理員は「かつては世界で千羽まで減ったが、今は3千羽まで回復した希少種」と述べ、飛来を歓迎した。(玉城学通信員)