なるとのように渦を巻くビーツ、一口サイズのラディッシュ、みずみずしいミニトマト。器の中に並ぶカラフルな野菜は、見ているだけでも元気をもらえそうだ。

やんばる産の野菜をたっぷり使った「YAKI-Panino」

芳野幸雄社長(中央)、尾崎千晶店長(右)らスタッフ。店内では野菜の販売もしている=13日、名護市名護

クックハルの場所

やんばる産の野菜をたっぷり使った「YAKI-Panino」 芳野幸雄社長(中央)、尾崎千晶店長(右)らスタッフ。店内では野菜の販売もしている=13日、名護市名護 クックハルの場所

 名護市のなごアグリパーク内にあるCookhal(クックハル)のメニューは、やんばるで採れた新鮮な野菜をふんだんに使う。「最近、野菜が足りてないな」という人にもお薦めだ。

 店を運営するクックソニア社長の芳野幸雄さん(47)が3年前にオープンした。名護市古我知にある自社農園で夏は20~30種、冬は70~80種の野菜を栽培し、店のメニューに使う。他にも名護市羽地産の米、大宜味村産の卵など、やんばるの食材にこだわる。

 店一押しの「YAKI-Panino(ヤキパニーノ)」(750円)は、県産小麦を使ったパンに県産豚100%のソーセージ、紫キャベツのザワークラウトをサンド。パンの中に塗る粒マスタードも、自社農園で栽培するシマナーの種を使うというこだわりようだ。皿に盛られる野菜は、季節によって旬のものに変わる。

 ランチで人気の「畑人(ハルサー)ボウル」(650円)は、店オリジナルのタコライス。やんばる産の豚ひき肉の上に、色とりどりの野菜とチーズがたっぷり盛られる。期間限定のメニューもあり、今は「サラダキーマカレー」(900円)などが楽しめる。店の隣の加工場で作った「やんばるピクルス」やソーセージ、自社農園や農家仲間から届く採れたての野菜を買うこともできる。

 もともと東京で野菜流通の企業に勤めていた芳野さん。14年前に沖縄へ移住し、一から農業を学んだ。「地元の人が地元の物を食べる。そのサイクルがうまく回れば、農家が、地域が元気になる。そういう輪をつくっていきたい」と夢を語った。(北部報道部・西江千尋)

 【お店データ】名護市名護4607の1、なごアグリパーク内。営業時間は午前9時~午後5時(モーニング午前9時~10時45分、ランチ午前11時~午後3時)。不定休。駐車場あり。電話0980(43)7170。