【西原】町内の給食センターで出る生ごみから液体肥料をつくる取り組みを西原町シルバー人材センターが進めている。現在、畑で実証実験中で、効果的な希釈割合や散布頻度を研究している。「のびるくん」として2017年ごろの商品化を目指す。生ごみのリサイクルなどを目的に、町と国の補助金を使って同センターが実施している地域ニーズ対応事業の一環。

第7回西原町産業まつりで液体肥料「のびるくん」をアピールする西原町シルバー人材センターのメンバー=17日、西原町役場

 生ごみは、県内の民間企業から有償で借りた装置を使い、乳酸菌発酵とアミノ酸発酵を経て液体肥料にする。酸性でアミノ酸を多く含んでいるのが特徴で、甘みのある農作物を低農薬で栽培できるという。

 シルバー人材センターは現在、給食センターから1日あたり150キロ前後出る調理くずを引き取っている。将来的には町内の認可保育所などからも回収したい考えで、実現すれば生ごみの回収委託費を圧縮できる。

 シルバー人材センターは、液体肥料を商品化することで収入を確保したり、肥料で育てた農作物を販売したりすることで就労支援にもつなげたいという。(平島夏実)