沖縄県北中城村渡口の合同会社「Z農園」(瑞慶覧朝勇代表)が北谷町で子どもの居場所・子ども食堂「おひさまカフェ」を運営するボランティアグループ「はっぴー」(仲村卓江子代表世話人)にトマトやキャベツなどの野菜を無料提供している。はっぴーのメンバーは「とてもありがたい。子どもたちも野菜をたくさん食べるようになった」と感謝している。

仲村さん(前列左)にキャベツを手渡す瑞慶覧さん=14日、北中城村渡口合同会社Z農園

 日頃から「農業と福祉のつながり『農福』で子どもたちの支援を」と考えていた瑞慶覧さん。今年1月、親戚の紹介ではっぴーの活動を知り、品質には問題ないが、規格外で市場には出荷できない野菜の活用を申し出た。

 おひさまカフェは昨年12月「お昼ご飯、いっしょに食べよう」をキャッチフレーズに仲村さんら主婦15人が中心となり町営上勢・桑江児童館(わんぱく児童館)内に開設した。カフェは月2回。

 わんぱく児童館の亀谷学館長は「多いときは約40人の子どもたちが集まる。心がこもったおいしい手料理に感謝」と話した。

 県食農教育推進員で町の食育アドバイザーも務める仲村さんは「子どもたちがいっぱい食べてくれるのでうれしい。瑞慶覧さんに感謝」と礼を述べた。

 瑞慶覧さんの野菜は、EMと堆肥栽培にこだわる安全・安心が売りだ。

 瑞慶覧さんは「規格外野菜がもったいないと思っていた。食べるにはなんら問題ない。子どもたちの笑顔がうれしい」と話した。(翁長良勝通信員)