沖縄県立中部病院(うるま市)の看護師らを対象にした腰痛予防対策セミナーが27日、同病院であった。県内の労働災害のうち腰痛は7割を占め、中でも介護や病院現場は「多発職場」といわれる。理学療法士を講師に、看護師ら約40人が参加。仕事の合間などに、ゆっくりと体を伸ばす静的ストレッチに予防効果があることや、ゴムを使った実践方法を習った。

バンドを腰と足に巻き、ストレッチする看護士。右奥は講師の山内義崇さん=27日、県立中部病院

 セミナーは沖縄労働局が全国の労働局では唯一取り入れる腰痛予防の講師派遣事業の一環。講師を務めた理学療法士の山内義崇さんは、腰回りや股関節の動きが制限されると腰に負担がかかることなどを説明。体をそらす動作を3秒するだけでも、予防に効果があることを紹介した。

 新生児集中治療室(NICU)看護師の宮城京美さん(52)は「20代のころから続く腰痛に加え、最近は首や股関節も痛い。3秒のストレッチなど、軽い運動で効果があると聞いたので試してみたい」と話した。