高校卒業後、児童養護施設を離れる子どもたちの生活支援に役立ててほしいと、琉球放送(RBC)ラジオ局は29日、沖縄市の美さと児童園(宮城光宏園長)に70万円を寄付した。昨年11月からRBCiラジオで実施している「応援!18の旅立ち」チャリティーキャンペーンの一環で、31日まで県内8施設の卒園者1人に付き10万円、計310万円を贈る。

美さと児童園の宮城光宏園長(左)に寄付金を手渡すRBCの安仁屋聡ラジオカンパニー長=29日、沖縄市知花の同園

 高校卒業後の進学や就職で学費や家賃、生活費の工面ができず、学業の断念や生活が成り立たない実態があるため、昨年11月からラジオ番組で周知し、寄付を呼び掛けてきた。同社単独の寄付と合わせて、書店などに設置した募金箱、同ラジオのオリジナルカレンダーの販売で資金造成した。

 29日、美さと児童園であった贈呈式でRBCの安仁屋聡ラジオカンパニー長は「浄財を大いに活用していつか社会に役立つ一員になり、チャリティーへの参加や企画をする人になってほしい」と期待。宮城園長は「子どもたちは自分たちで資金をつくらないといけず厳しい現状にある。今後の就職、進学に力強い後押しになる」と喜んだ。