沖縄県議会(新里米吉議長)は20日午前、6月定例会を開会した。本会議の冒頭で、全議員と翁長雄志知事ら執行部が12日に死去した大田昌秀元知事に黙とうした。翁長知事は議案の提案理由説明に先立ち、大田氏の冥福を祈るとともに県と県議会などで県民葬の実行委員会を立ち上げる考えを示した。

大田昌秀元知事の冥福を祈り黙とうする県議=20日午前、県議会

 翁長知事は名護市辺野古の新基地建設問題を巡り、県が国を相手に工事の差し止めを求める訴訟の議決案など計13議案を提案。訴訟について「漁業権の設定されている漁場で知事の許可なく岩礁破砕を行うことが禁止されている。沖縄防衛局は県の行政指導に応じず普天間代替施設建設事業の護岸工事に着手し、岩礁破砕を行うことが確実だ」と説明した。

 6月定例会の会期は7月14日までの25日間。代表質問が28、29日の2日間、一般質問は30日から7月5日までの土日を除く4日間を予定している。