【名護】名護市議会(屋比久稔議長)は29日の市議会臨時会で、辺野古新基地建設に伴う大浦湾や辺野古周辺海域とキャンプ・シュワブゲート前での、海上保安庁と県警の市民らへの過剰警備に抗議し、政府・沖縄防衛局の埋め立て作業の即時中止を求める意見書案を賛成多数で可決した。

 宛先は首相、沖縄防衛局長、第11管区海上保安本部長、県警本部長ら。与党13と公明2が賛成し、野党10が反対した(欠席1)。防衛局や11管、県警などには直接、意見書を手渡す予定。

 意見書では、昨年の市長選や知事選、衆院選沖縄選挙区で建設反対の候補者が当選し、「県民の民意は示された」と強調。首相が選挙結果を無視して埋め立て作業を強行していると批判し、市民、県民が抗議行動をするのは当然だと指摘。「過剰警備で多くの負傷者が出ていることは断じて許せない」としている。