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  • 沖縄県の2016年度の観光収入、前年度比9.6%増の6602億9400万円
  • 1人当たり消費額は微減。滞在時間の短いクルーズ船客や円高が影響
  • 17年度目標は観光収入、1人当たり消費額とも16年度比で高く設定

 沖縄県は21日、2016年度の観光収入が前年度比9・6%(580億8千万円)増の6602億9400万円に達したと発表した。入域観光客数が10・5%増の約877万人へ大きく伸びたため、4年連続で過去最高を更新した。

県が発表した2017年度の観光目標

 17年度の目標については、観光収入を13・6%(901億円)増の7504億円と設定。観光客1人当たりの消費額は4・9%(3703円)増の7万9千円とした。国内客と、航空機で訪れる外国客については、前年度の目標が達成できなかったため据え置いた。クルーズ船で訪れる外国客については、大幅に増えた昨年度実績と同程度にした。

 16年度の1人当たり消費額は、前年度比0・8%(584円)減の7万5297円。観光客数の増加に寄与している外国人クルーズ客は、宿泊を伴わず滞在時間が短いため消費額が低く、1人当たりの消費額を押し下げる要因となった。航空機で訪れる外国客の消費額が円高の影響で落ちたことも一因となった。

 内訳をみると、国内客1人当たりの県内消費額が0・9%(680円)増の7万4763円、航空機で訪れた外国客の消費額が8・6%(9205円)減の9万8097円、クルーズ船で訪れた外国客の消費額は29・6%(7683円)増の3万3656円だった。

 平均滞在日数は、前年度比0・14日減の3・71日。国内客は0・11日減の3・78日、航空機で訪れた外国客は海外と離島の直行便が就航した影響で0・14日減の4・71日、外国人クルーズ客は前年度と同じ1・00日だった。