【山城博明通信員】ボリビアやペルー、ブラジル、アルゼンチン、4カ国の青年たちが参加し「第7回ニーセーターツアー」がボリビア沖縄県人会(知念良信会長)主催で、1月10日から16日までサンタクルス市内やオキナワ移住地で行われた。

1世から入植当時の生活用具などの説明を受ける参加者たち=オキナワ第1移住地の移民資料館

 参加者はアルゼンチン1人、ブラジル7人、ペルー5人、沖縄県1人(特別参加)、ボリビア30人の計44人。

 初日、サンタクルス中央日本人会のホールで行われた開会式で、知念会長は「イベントを通して多くのことを学び、この体験がそれぞれのアイデンティティーやルーツの確認につながることを願っています」と励ました。

 11日はオキナワ移住地の移民資料館を訪れ、1世から展示されている写真や当時の生活用具などの説明を受けた。 ブラジルから参加しているアマデオ・シゲオ・アルメイダ・ヒガ(19)さんは「昔の生活形態や用具を見聞きし非常に興味を覚え、とても勉強になった」と話した。

 ニーセーターツアー実行委員会コーディネーターの安里直也さんは「自分の祖父母は他界して、いない。健在の頃なぜもっと入植当初の話を聞いておかなかったか後悔している。皆さんはツアーが終わってそれぞれの家に帰ったら、祖父母にいろいろなことを聞いてほしいと」とアドバイスした。

 オキナワ移住地では三線やエイサーを学習した。

 14日サンタクルス市内で、ペルーからの参加者の三線とギターで、ツアー参加者とサンタクルス市沖縄県人会の会員を中心とする高齢者グループ「かりゆし会」が交流。かりゆし会のオジー、オバーたちと一緒に「てぃんさぐの花」や「島唄」、「島人の宝」、「安里屋ユンタ」を歌ったり、ウチナーグチについての話などを聞いた。  

 ニーセーターツアーは2007年にペルーで第1回が開催されアルゼンチン、ブラジル、ボリビア、ペルーの4カ国の県人会が持ち回りで行っている。国内外の青年たちの国際ネットワークを構築・強化し、沖縄県の伝統文化に興味を持たせることなどを狙いとしている。