23日、沖縄県糸満市の沖縄平和祈念堂前では、ガールスカウトに所属する南部地域の子どもたち15人が願いを込め、オオゴマダラ10羽を放蝶(ちょう)した。今年で12回目。

平和を願って青空にオオゴマダラを放つ子どもたち=23日午後0時23分、糸満市・沖縄平和祈念堂前

 チョウはギリシャ語で「プシュケ」と言い、「魂」を意味する。主催する沖縄協会は戦後60年の2005年、「清ら蝶園」を祈念堂裏に建設。育てたオオゴマダラを平和の“魂”として慰霊の日に放蝶している。

 子どもたちは正午の黙とう後、オオゴマダラを大空に放った。沖縄尚学高校2年の宮里怜於奈さん(16)=豊見城市=は「今の平和を幸せに感じる。祖父母から戦争の話を聞き、より平和への気持ちが強くなった」と語った。