上間弁当天ぷら店を運営する上間フードアンドライフ(沖縄市、上間喜壽社長)がパーティーなどで利用できる華やかなケータリングサービスに乗り出している。料理の提供だけでなく、会場デザインなどでパーティーを総合的に演出するのが特徴。那覇市のタイムスビルで23日まで開かれた瑞泉酒造のイベントでは、新商品イメージに合った演出や食事を提供し、多くの来場者でにぎわった。

パーティーを総合的に演出するケータリングサービスを始めた上間喜壽社長=タイムスビル

 ケータリングは弁当天ぷら店として、お盆などの時期に食材を大量生産できるノウハウを活用した。県内ではパーティーの機会が多いものの、会場を彩る演出まで取り組む企業が少ないことにも着目。料理と会場空間の両方を提供することで、差別化を図る。

 瑞泉酒造のイベントでは、南国の風が感じられるよう華やかさをイメージ。オレンジを基調とした空間で、グラスを積み上げたシャンパンタワーなどを作った。

 2月から始まった新サービスは口コミやSNSで広がり、県内企業のパーティーや研究学会の懇親会などで実績を伸ばしている。売り上げは好調で、初年度は1500万円を見込む。

 上間社長は「千~1500人規模のパーティーまで対応できる。今後も顧客の要望に応じた演出や食事を提供していきたい」と話している。