化粧品の製造・販売などを手掛けるレイ企画(那覇市、中村はる美社長)はこのほど、白髪染めの染毛剤に使われる「オーガニック琉球ヘナ」の品質向上や増産などを目的に、農業生産法人「日本琉球ヘナ協会」を立ち上げた。同法人はレイ企画が所有している自社農場の管理などを担い、中村社長が法人の代表社員を兼任する。糸満市にある自社農場と契約農家を合わせた作付面積は約9500平方メートル。2015年度の生産量は前年比約2倍の10~15トンを目指す。

自社農場で栽培されている「オーガニック琉球ヘナ」(レイ企画提供)

白髪染め染毛剤「オーガニック琉球ヘナ」の粉末(レイ企画提供)

自社農場で栽培されている「オーガニック琉球ヘナ」(レイ企画提供) 白髪染め染毛剤「オーガニック琉球ヘナ」の粉末(レイ企画提供)

 ヘナはインドなどで多く栽培されるハーブの一種。乾燥させた葉や幹を粉末にし、水に溶いて染毛剤として使う。レイ企画は12年、「オーガニック琉球ヘナ」の販売を開始。昨年、県外客の口コミで東海地方の健康サロンなどから注目が集まり、名古屋に代理店ができた。

 14年以降、これまでほぼゼロだった県外客の購入数が月平均50~100個まで急増。安定供給するため、昨年末に自社農場の作付面積を約1千平方メートルから約3千平方メートルへ拡大した。