【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊がうるま市にある第3海兵遠征軍(3MEF)司令部を格上げし、太平洋軍司令部指揮下の統合司令部にすることが2日、分かった。アジア太平洋戦略を重視する方針を反映し、沖縄に駐留する部隊は削減しない見通し。

 米国防総省は昨年、歳出強制削減に伴う国防費の大幅削減を受け、3MEF司令部の縮小や統合の可能性などを検討。米上院軍事委員会のレビン委員長(当時)らも、常駐型の司令部の在り方を見直す必要性などを主張していたが、海兵隊側が反発していた。

 兵力規模も最小15万人までに縮小する可能性も検討されていたが、ダンフォード司令官は朝鮮半島危機から南シナ海の海洋安全保障まで対応する必要性があるなどと主張し、18万4000人規模を維持する方針を打ち出している。